第百六回 雨の似合う町

6月になると、いつ頃梅雨入りするのかなと気持ちを巡らせます。
梅雨は大事なことだとはわかりつつも、やっぱり晴れた日の方が気分が上がりますよね。

ちょっと憂鬱になりがちな雨の日。
そんな雨も、意外に良かったと思わせてくれるのが、佐原の町並みです。

川沿いの花菖蒲や紫陽花、枝垂れ柳は、ピーカン(←古いっ)よりもしっとりと雨粒に濡れたくらいが趣きがあります。
道路や町並みもしとしと降る雨が似合うんで

す。
なぜだかわからないのですが、そうなんです。
だからぜひ、雨だからとお出かけに二の足を踏まずに、ちょっと佐原まで行ってみようかと思ってみてください。

今週末6月4日から19日の間の土日は、小野川沿い(共栄橋〜じゃーじゃー橋先まで)が歩行者天国になります。
花菖蒲もだんだんと見頃を迎えてきますよ。

そうそう、毎年話題になる「あやめと花菖蒲の見分け方」。
いつまでたっても明確に覚えきれません…
本当に、簡単な、サラッとした覚え方として、あやめは、花びらの根本に網目(文目)模様があるから、あやめと呼ばれるようになったということです。
網目がなかったら、ほぼ花菖蒲ということですが、花菖蒲の場合は花びらの根本に細長い黄色の模様があり、杜若の場合は花びらの根本が白だそうです。

んーやっぱり難しい…
これは、本物をよーく見比べてみるしかありませんね。

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第百六回  雨の似合う町
文・写真 きのしたまみ
提供元(株)NIPPONIA SAWARA