第百二十五回 つわものどもがゆめのあと

先週末の佐原の大祭 秋祭り、無事に終わりました。
祭りのあとは、まさにゆめのあと。
三日間止まっていた時が動き出し、元の日常に戻ります。
そして来年へ向けてのカウントダウンが始まるのです。

最近、お祭りといえば雨がつきものになってしまい、初日は嵐のような天候でした。
それでも、三年ぶりの祭りに誰もその歩を止めることはしませんでした。
だって、三年も待ったんですよ!

二日目、最終日とそれほどお天気は崩れず、山車もお人形もその姿を見ることができました。
本祭ということで、山車が勢揃いして、通し砂切、巡行と行事が行われるのを見ると、やっと元に戻ってきたような感じです。
来年こそは今まで通りになることを祈っています。

一枚目の画像は、御旅所にお詣りするといただけるお守り。
当番の氏子さんの手作りです。
なんと、一人で二百も作るとか。
今年の御旅所は、久しぶりだったこともあるのか、すごい行列ができていて、足りたのかなと心配でした。
私は初日行くのが早すぎて、神様が到着する前にお詣りしてしまいましたが、こちらのお守りは無事にいただけましたとさ。

秋祭りが終わると、町は少し静かになり、気が早いですが今年も終わりだなと思うわけです。
でもでも、香取市は紅葉のシーズンがやってきますし、観光するのに最適な秋の気候ですので、ぜひお越しくださいね。

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第百二十五回 つわものどもがゆめのあと
文・写真 きのしたまみ
提供元(株)NIPPONIA SAWARA