第百八十六回 冬至に柚子湯

明日は冬至です。
一年で一番昼の長さが短くなる日です。
冬至というと日の出が遅くて、日の入りが早いから昼が一番短くなるというイメージがありますが、実はそうではないそうです。
日の入りが一番早いのは12月上旬頃、日の出が一番遅いのはお正月頃なんだとか。
これは地軸の傾きやら公転軌道やらが関係してそうなるのですが、国内においても南北で差があるということです。

冬至といえば柚子湯。
運をつかむため、強い香りの柚子のお風呂に入って身を清める風習が残っていますよね。
そして柚子といえば、小ぶりなイメージ。
ところがどっこい、子供の頭くらいある柚子がすずなりになっているのを見つけました。
小玉スイカくらいの実が何個も木になっているのは、とてもおもしろいです。
さっそく画像撮影の許可をいただくと、「持っていっていいよ」と。
わーい!有り難く頂戴してきました。
明日の柚子湯はこれに決まりだ、と思ったら、鬼柚子とは言うものの、柚子の仲間ではなく文旦の亜種のようで、どおりで香りが強くないわけです。
折しも地のものの柚子をもらったところなので、鬼柚子の見た目と地の柚子の香りのお風呂を楽しもうと思います。

週末は寒くなるようなので、柚子湯であったまってみてはどうですか。

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第百八十六回 冬至に柚子湯
文・写真 きのしたまみ
提供元(株)NIPPONIA SAWARA