令和3年4月17日(土)から5月16日(日)まで、「佐原五月人形めぐり」が開催されています。
小野川沿いを中心に、佐原町並み交流館や観光案内所など、さらに県立中央博物館大利根分館でも見ることができます。
これを運営するのは、商家の女将たちで結成された、佐原おかみさん会です。
普段はなかなかお目にかかれない各家に受け継がれるお宝。それを訪れた方に見てもらおうと、佐原まちぐるみ博物館と銘打って企画され、店先に飾られています。
季節ごとに展示物が変わり、4月から5月には、「佐原五月人形めぐり」が企画展の一つとして行われています。
期間中は、老舗に伝わる年代物の五月飾りが公開されています。
武者人形や甲冑など、家々によってさまざまですので、ぐるりとめぐってみてください。
店先などに掲げられた、若草色のまねき布が展示場所の目印。
ぜひ中に入って、ご覧くださいね。
さて、5月も半ばを過ぎると、そろそろ水郷の花の季節です。
だんだんと花菖蒲が咲いているのを見かけるようになりました。
春から初夏にかけて、香取はいろいろな花を楽しむことができますよ。
えになるかとり かとりっぷ
第五十回 若草色のまねき布
文・写真 きのしたまみ
提供元 (株) NIPPONIA SAWARA