お花見といえば桜ですが…
個人的には梅の花の方が好きなのです。
いろいろな理由があるのですが、花びらが丸くてかわいいとか、花の色がきれいとか、菅原道真が愛したからとか…
私のことはさておき、元号 令和の典拠により脚光を浴びた“梅花の宴”ですが、奈良時代、お花見といえば梅だったようです。
万葉集には、110首もの梅を詠んだ歌があり、その人気がわかりますね。
ここ香取市には桜の名所がいくつかありますが、梅の名所もあるのです。
「国指定史跡阿玉台貝塚」に、地元の「阿玉台史跡保存会」によって植えられた約600本の梅、30種の紅白の梅が咲く梅林があります。
この貝塚は、縄文時代中期を主体とした土器をはじめ、石器、貝輪等が出土していて、昭和43年に国指定の史跡になっています。
なかなか入口が見つけにくいですが、丘を登ると拓けた場所があり、たくさんの梅が植えられています。
辺りは甘い香りが漂い、ハチが一生懸命に蜜を集めていました。
桜よりも一足早いお花見が楽しめます。
しかも、ほとんど人がいない穴場スポット。
近くに駐車場もあるので、広い香取市をぐるっとドライブの目的地にするのもオススメです。
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第九十五回 桜より梅が好き
文・写真 きのしたまみ
提供元(株)NIPPONIA SAWARA