第百四十回 幻のたぬきを捕獲

昭和レトロを愛するみなさま、香取市であの絶滅危惧種が生存しています。
というと、なにやらものすごい重大なニュースかと思ってしまいますが…
絶滅危惧種とは、「たぬきケーキ」です。
昭和の洋菓子店で売られていた、バタークリームとチョコレートで形づくった、たぬきのケーキ。
これがなぜか密かにファンを増やし続けているとか。

令和の世に、バタークリームのケーキを見つけるのは至難の業ですよね。
もう、バタークリームとはなんぞや?という方もいらっしゃることでしょう。
バタークリームは、生クリームが貴重だったころバターをホイップして作られたもので、生クリームとはぜんぜんちがう、なんとも言い表せない食感のクリームです。

たぬきケーキはどこに生存しているかというと、道の駅 水の郷さわらです。
2個入り600円(税込)で、“ポンちゃんポコちゃん”という、とってもかわいらしいネーミング。
あまり数はいませんので、見つけたらぜひ捕獲してみてくださいね。
一匹一匹みんな顔がちがって、どこから食べたらいいか迷ってしまいます。
ジャムを挟んだスポンジの上にバタークリームのお顔。
チョコレートでコーティングされているので、型くずれしにくいすぐれもの。

子供も大人もみんなで捕まえよー!
寒波の影響でとっても寒いですが、どうぞみなさまご自愛ください。

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第百四十回 幻のたぬきを捕獲
文・写真 きのしたまみ
提供元(株)NIPPONIA SAWARA