本日は天皇誕生日。
天皇陛下のお誕生日を謹んでお慶び申し上げます。天皇彌榮。
令和の由来となった万葉集の梅花の歌「初春の令月にして気淑く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」は、梅が咲き春の訪れを告げるころを表すのにぴったりな歌です。
そして、この時期にお誕生日を迎える今上天皇陛下の元号にぴったりだなと思ったのでした。
さて、香取市の春の風物詩、小野川にお雛様が姿を現しています。
この蔵が登場すると、暖かくなるのももうすぐと思えて、ウキウキしてきます。
今年の“さわら雛舟春祭り”は、令和5年3月12日(日)に開催予定です。
お雛様や三人官女、お稚児さんに扮した方々が小野川を舟で登場します。
雅楽の音色とともに、その日ばかりは、いつも江戸の情緒漂う町が、それよりもさらに遡った平安の世がひろがります。
また、同時に“Mercado Sawara”として、さわら町屋館を中心に市場が開催されますので、ぜひお立ち寄りください。
暖かくなると気持ちも上向きに、お出かけもしたくなってきますね。
そんなときは、どうぞ香取市へ!
こんな近場に意外なスポットがあるんですよ。
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えになるかとり かとりっぷ
第百四十四回 春告草の咲くころ
文・写真 きのしたまみ
提供元(株)NIPPONIA SAWARA