第百八十回 立冬を迎えたのにね

昨日、11月8日は立冬でした。
立冬は、暦の上で冬が始まる日で、冬の気配が感じられる日ということですね。
でも今年は、まだまだ暖かいような暑いような日が続いているので、そんな気持ちにもなりにくいですが。
その分、秋をしっかり楽しめるようで、うれしい限りです。

秋といえば、食欲の秋。
香取市といえばサツマイモの産地ですから、子供達が芋掘りをしてきました。
とっても大きなサツマイモを得意気に見せてくれました。
さっそく食べたいと言いますが…
ここが我慢のしどころです。
サツマイモは、ゆっくりじっくり寝かせると甘いお芋になるのです。
逆に言うと、掘りたての芋は甘くないんです、そんな経験ないですか？
サツマイモは、収穫してから1〜2週間寝かせることででんぷん質が糖に変わって甘くなります。
食べ頃は1ヶ月程度寝かせてからになります。
香取市産のサツマイモももちろん、生産者さんのいろいろな工夫の仕方で熟成されていますよ。
芋掘り体験をしたときは、すぐに食べずに焦らずじっくり寝かせてください。

今週の画像は、コラムの内容と関連性がありませんが…
ただでさえチーバくんを見つけるとテンションの上がる千葉県民、それが正装をして歩いていたので、ぜひ見てもらいたいと思ったのでした。

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第百八十回 立冬を迎えたのにね
文・写真 きのしたまみ
提供元(株)NIPPONIA SAWARA